s35お疲れ様です!
ぬめぬめ!クリフとchのクリフとと申します!
早速ですが、s35及びムゲンダイカップで使用した構築の紹介をしていきます。良かったら最後まで見ていってください。
tnメアリ 最終33位
最終レート2005
ムゲンダイカップ 最終10位
目次
【構築経緯】
初手に電磁波やステルスロックを撒く展開を作る構築や、初手からダイマックスを切ってくる構築に対して安定択を取ることができるポケモンが欲しいと考えていた。
当初は、ダイマor起点づくりの判定が難しいポケモンであるディアルガ・グラードン・カイオーガに対しての初手投げ要因としてHDの身代わりザシアンを採用しようとした。
しかし、身代わりを採用すると技スペースが足りなくなること。そして、命の珠ダイアタック持ちディアルガやダイアタック持ちカイオーガに対しては初手の技選択で身代わりを置くか裏に引くかの択になり(黒バド引きやルナアーラ引き)、不安定のため不採用とした。
ただ、この際に慎重のHDザシアンが相手のスイーパー枠の黒バドレックスやダイマイベルタルに対してかなり有利に動けることが判明し、黒バドレックスとイベルタルの選出を強要させながら立ち回れる構築を検討した。(慎重ザシアンの強さは長濱さんに教えてもらいました。ありがとう。)
その結果としてゴツメHBのルナアーラを採用した。ルナアーラを採用するからには、ルナアーラに弱いザシアンの選出も強要したいこと。そして、相手のザシバドイベルの選出に対するアタッカー枠として最速身代わり命の珠イベルタルを採用した。
身代わりを持たせたことによって当初の課題である、初手の電磁波による起点作り回避とそれらのポケモンのアタッカー判別を特性発動順で対応できることに気がついた。
上記3体だと、相手のサイクル構築に勝てないことやマーシャドー入りの対面構築に対して不利を取ることに気づいたためそれらを埋める3枠を検討した。
1枠目はHBの残飯瞑想電磁波カイオーガ。
3枠目は身代わり巧みバドレックス。
採用順
ザシアン→ルナアーラ→イベルタル→カイオーガ→グラードン→黒バドレックス
『ザシアン』
対面構築の裏置き安定枠。
HD慎重ザシアン。
↓
『ルナアーラ』
ザシアン受けとしてのHBルナアーラ。ルギア増加に対するアンチテーゼ。
↓
『イベルタル』
相手の起点作りをかき乱す身代わりイベルタル
↓
『カイオーガ』
前期使用感の良かったHBの電磁波瞑想オーガを続投。ただ、対面構築ではラムの実イベルタルや初手のディアルガ置きなど明確に電磁波オーガに対して強い枠が採用される機会が増えたため、あくまでサイクル崩し枠。
↓
『グラードン』
電磁波オーガとの合わせでサイクル破壊+電気技の一貫を切れる。そして、対面構築にいるマーシャドーやホウオウナットの回答
↓
『黒バドレックス』
上記5体では終盤増えてきたねむカゴジガルデや、シンプルに重い受け構築やホウオウナットのサブ回答として身代わり悪だくみバドレックスを採用。
【構築コンセプト】
①対面構築に対して勝率を5割以上維持
②サイクル構築を全て破壊する
【個体紹介】
ザシアン
特性:ふとうのけん
性格:しんちょう
持ち物:朽ちた剣
252/-/-/-/236/20
実数値
199/190/135/-/181/171
技構成
【個体説明】
イベルタルのダイマックス後に裏から出して詰める枠。基本的に後述するイベルタルとルナアーラでザシアンを削れる展開を取れるためほぼHDぶっぱ。
相手のc252振珠イベルタルのダイジェット+ダイバーンを7割ほどで耐えるためBに振ってるイベルタルのダイマックスターンを全て枯らしてくれた。
詰めに出てくるバドレックスやカイオーガを対面的に処理するためにきょじゅうざん+じゃれつく+でんこうせっかは確定。
最後に、ダイマを切ってこないスカーフバドレックスを対面的に処理できるかみくだくを採用した。ついでにルナアーラも処理出来て、良い技構成だった。
ルナアーラ
特性:ファントムガード
性格:図太い
持ち物:ゴツゴツメット
244/-/252/-/-/12
実数値
243/-/155/157/127/119
技構成
【個体説明】
この構築での役割は対ザシアン受けのみ。特性ファントムガードのおかげで腐ることがほとんどなく、本当に強いポケモンだった。かみくだくザシアンを引きませんようにって一生言ってた。s12振りはミラー意識。
イベルタル
特性:ダークオーラ
性格:臆病
持ち物:命の珠
-/-/-/252/4/252
実数値
201/-/115/183/119/166
技構成
あくのはどう/デスウィング/ねっぷう/みがわり
【個体説明】
相手の対面構築に対してほぼ初手から投げるポケモン。相手のダイマを枯らしたり、ダイマ切り終わった後に身代わりをするのが強かった。ランクマッチでは身代わりを警戒される立ち回りが少なかったが、ムゲンダイカップでは結構理解されていたみたいで、立ち回りが怪しい試合が何度かあったのが反省点。流行るまではめちゃくちゃ強いポケモン。
最速の理由は、相手のA特化イベルタルのダイマックスをジェットウォールジェットで枯らして、ザシアンのでんこうせっかで縛る動きができるため。そして、90族の禁止伝説ポケモン達の上を取るため。
カイオーガ
特性:あめふらし
性格:ずぶとい
持ち物:たべのこし
204/-/188/-/-/116
実数値
204/-/147/170/160/125
技構成
ねっとう/れいとうビーム/めいそう/でんじは
【個体説明】
唯一の前期続投枠。前期は初手の電磁波が読まれず、対面構築に対しての選出率がかなり高かったが今期は読まれることを想定して投げなかった。
一方、サイクル構築に対しては電磁波の通りがかなり良く「初手投げ電磁波」・「後投げ電磁波」で一生電磁波を打っていた。
ムゲンダイナ+イベルタル+ネクロズマのサイクル構築は相手が動かなければいけない回数がかなり多い構築のため、電磁波でSを落としながら時間を使うことでほぼ毎回勝っていた。なんなら今シーズン負けた記憶無し。
グラードン
特性:日照り
性格:意地っ張り
持ち物:オボンの実
228/76/140/-/4/60
実数値
204/198/178/-/111/118
技構成
だんがいのつるぎ/ヒートスタンプ/がんせきふうじ/つるぎのまい
【個体説明】
とにかく初手ザシアンが来そうな構築や、とにかくルギア、とにかくマーシャドー入りの構築に対してとにかく積極的にとにかく出しにとにかく行った。
そして、カイオーガの電磁波を組み合わせることで相手のネクロダイナイベルタル系統を文字通り全てとにかく破壊した。
調整は以下の記事をとにかく見てください。
完璧な調整で何度も助けられました。
バドレックス(こくばじょうのすがた)
特性:じんばいったい
性格:おくびょう
持ち物:きあいのたすき
-/-/-/252/4/252
実数値
175/-/100/217/121/222
技構成
アストラルビット/サイコショック/みがわり/わるだくみ
【個体説明】
基本ラスト置き+相手のダイマ枯らし+サイクル破壊。イベルタルをいい感じに誘ってくれた!対受けループ、そして黒バドの一貫がありすぎる構築に対してのスイーパー。あんまり選出していなかった。
最終日に増えたねむカゴジガルデ+ナットレイに対して、グラードンで圧をかけまくりながらバドレックスで悪だくみを積めば割と勝てる。イベルがいる場合はザシアンを投げるよ。
後語り(駄文)
剣盾最後のシーズンで最終順位を更新できて本当に嬉しかったです。構築完成度もかなり高く、剣盾の3年間を通して最高の構築だったと思います。ムゲンダイカップ予選では最終10位で終わることができ、悔しさはありつつも概ね満足です。これからも上位を目指して頑張ろうと思います。
剣盾総括は別記事でまとめてるので、この辺で締めます。SVでもよろしくです!
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